なでしこ,U-23 男子代表の壮行試合を観た。澤選手のゴールを見られたので,幸せな気分である。
大儀見選手は,五輪選出を機に旧姓・永里を改めるところ心憎い女性だと思っていたら,きっちり仕事をした。凄いですね。岩清水・熊谷両センターバックは,オーストラリアくらいなら安定感バツグンだった。岩渕選手が見たかった。
男子も,オーバーエイジ徳永くんが左サイドバックに入りレベルの違いを見せつけてくれた。終了間際にボランチの愚にもつかないミスのおかげで勝利がフイになった。これはある意味で予想通りの展開である。それにつけても,どうしてセンターバック,ボランチできっちり3人のオーバーエイジを選ばなかったのか,関塚監督・日本サッカー協会のサボリ(最強メンバーを集めるためにクラブとの困難な調整を行う — これを怠ったサボリ)に,改めて頭に来た。
ま,本戦で勝ちたくないようなので,今日のような親善試合ではいよいよ勝利の必要性は薄いわけである。勝ちたくて勝ちたくてしようがなかった大津くん(んー,大津の中学生自殺事件が頭をよぎる)の悔しそうな様子が哀れだった。本戦では,宇佐美くん,吉田くん,酒井豪徳くんが先発するだろうから,少しバランスも変ると思いたい。村松くんも,ミスはあることなので,クヨクヨせず,こういう経験を身に擦り込んで次に活かしてほしい。