ユニフォーム改まる

サッカー日本代表の新しいユニフォームがお披露目された。記事によれば「日本全国の絆を表した『結束の一本線』,ジャパンディープブルーを配した『結束のカラー』,選手とサポーターを繋げるメッセージをユニフォームに施した『結束のメッセージ』の3つをキーワードにしている」とのこと。コンセプトは悪くない。

ところが,ネットの反応をみると「ダサイ」という意見が圧倒的のようである。いま 20:30 ころの Yahoo! 意識調査では「良い」13% に対して「悪い」が 79% もある。私も一見ではあんまりパッとしないなあと思った。暗い色はピッチの上で識別が難しいんじゃなかろうか,このユニフォーム・デザインは視認性など人間工学の観点を考慮しているんだろうか,などと考えてしまった(ドイツ女子 W 杯決勝戦では,白いユニフォームの米国選手のほうがグリーンのピッチ上で目に際立って — アメリカ人の図体がでかいということもあるが —,人がたくさんいるような錯覚があった。私だけ?)。

ま,それでも,スポーツのユニフォームというのは,結果の出ているチームではそれなりにサマになって来るものなんだから,いま目くじらを立てることではないだろう。コンセプトの通り一致団結して強くなってほしいものです。
 

付記:

ユニフォームといえば,今年のラグビー W 杯日本代表のジャージとジャンバーは,桜の文様があしらわれていて日本らしいと感心したものである。とくにジャンパーは,風に散り吹雪いて行く意匠が何ともかっこよかった。カーワン監督がインタビューに日本語で応えていたのには,大いに驚かされた。日本のラグビーもこれから楽しみ。