女子サッカー・ロンドン五輪アジア最終予選,男子サッカー・ブラジル・ワールド杯アジア第三次予選が始まった。男女ともに初戦で勝利をあげることができた。
さっきまでテレビで男子・北朝鮮戦を観ていた。北朝鮮が引いて守る完全カウンター狙い,とにかく負けなければ儲け物みたいな試合運びで,日本は攻め込む一方だった。なのにまったくゴールの臭いがしない昔の日本代表のようなストレスを強いられる試合内容だった。本田がいないだけなのにこんなにヘボくなるものなのか。面白かった。吉田クンの起死回生のゴールは拝みたくなるようなありがたみがあった。北朝鮮も前回ワールド杯に出場したプライドがあるならもっとガッツを見せてくれよと思った。私はフロンターレにいたチョン・テセが大好きなんである。今の日本代表は北朝鮮とこんなに実力差があるのか,という驚きもあった。
女子のほうはといえば,12 日間で 5 試合という,おそらくサッカーというスポーツについて何も知らない中国人が決めたタイトなスケジュールを考慮し,主力温存で臨んだタイ戦。私は仕事があったので生放送では観られなかったのだが,ハイライト動画,試合速報からも,タイ相手に 60 分間ノーゴールという試合経過は,観戦していたサポーターを相当苛立たせたのではないかと知れた。監督が宮間選手をしぶしぶ投入してがらりと試合の流れが変わったようである。長州力・永里(こんな失礼を言っているのはウチのバカ娘である。ふん,切えてないす)からパスを受けたビューティ・川澄(女子プロレスかよ)が上尾野辺にボールを預けてワンツーで DF のウラに飛び出してビューティ・ゴール。これは鮮やかであった。
男子も女子も前途多難である。でも日本代表は面白いサッカーをしてくれる。ガンバレ,ニッポン!!