妻が使っている PC はもう 10 年くらい昔に買ったオンボロ。JCS Vintage という渋いブランドマシンである。よっていまだに Windows 2000。IE6 は最近の新しいページを表示すると「スクリプトエラー,デバッグしますか」のエラーメッセージが煩くて仕方ない。ディスクも一杯でしょっちゅう不要データを削除しなければならないし,データのフラグメンテーションがハンパでないのにデフラグをする空きすら確保できず,低速運転でガマンしなければならなかった。というわけで,そろそろ買い替えようということになった。Mac にしたらと勧めたが,妻は「また新しいこと覚えんのイヤ」ということでやはり窓族を通すことに。
キューブ型静音設計の PC をネットで購入した。Shuttle 社が製造しているベアボーンである。モニタ,キーボード,マウス,スピーカはこれまでの品物を継続使用する。39,000 円しかしなかったが,それでも intel Core2Duo E7500/2.93 GHz MPU,2 GB DDR-3 メモリ,500 GB HDD,24 倍速スーパマルチドライブ搭載の充分な性能を持つ。妻の機械はわが家で最高性能の PC となった。Windows 7 はネットオークションで Ultimate 32/64 bit 同梱パッケージ正規品を安値で手に入れた。 このモデルは 35 言語から好きな言語を選択できるんである。もちろん日本語を選んだ。
このブログ・システムを稼働させている FreeBSD サーバ(同じ Shuttle 製キューブ。こちらは Core2Duo E7200/2.53 GHz)の上に新 PC を置いた。とりあえず 32bit 版をインストールし,リモートプリンタ,Thunderbird メールクライアント,秀丸エディタ,Adobe Reader 10,Silverlight だけは設置・調整した。いまの Windows は IP ネットワーク設定を自動でやってくれるのに感心した。Office は必要になったら設置するということにした。ところで,Windows 7 って Microsoft Office 2000--2003 は動くんだろうか。Office はアップグレードパッケージでこれまで繋いで来たので,アタマから入れ込むのはチョー面倒である。500 GB もディスクがありゃ昔なら FreeBSD か Linux も別パーティションにインストールして遊んだであろうが,いまはもうそんな元気はない。