ぷっつん,北朝鮮

C 組,ポルトガル VS 北朝鮮の試合がつい先ほど終わった。7--0 でポルトガルが強豪国の余裕を見せて大勝した。北朝鮮は,立ち上がり押し込むシーンも見せたが,1 失点するやとたんに守備の集中力が切れ,2 失点目を喫するともはやすべてがぷっつん状態となり,目も当てられない状況となった。

んー,残念。上から目線丸出しのポルトガルに対して,北朝鮮はアジアの意地を見せてほしかった。今日の試合は,異例にも,北朝鮮で生中継されたそうである。ブラジルに噛み付いた勢いのまにまに,北朝鮮の当局も期待したのだろう。北朝鮮は政治的には許せない敵国ではあるが,W 杯というスポーツのグローバルな大会においては,アジアの同胞である。なんとか存在感を世界に見せつけてほしかったのに。これが現実。

この試合を観ていて,わが日本代表がオランダに 1 失点しかしなかったことに,改めて敬意の念を覚えた。短期間に課題の守備的集中力をよくぞここまで高めたものと感心させられた。皮肉な予想をしてすみませんでした。次は決死のデンマーク戦。格上相手にしっかり守って,スキを突く,緊迫した闘いを繰り広げてほしい。4 年前の屈辱を晴らしてくれ。バイキングを鉄兜もろともブッタ切ってくれ(おいおい)。