入学式

今日は子供たちの入学式であった。あいにくの雨。それでも,先日の強風を生き延びた桜が静かに咲いていた。あいにくのバッティング。それで,妻は池袋にある息子の大学,私は宿河原にある娘の高校,と行動を分けることに。

娘の高校は昨年 10 月に学校説明のために訪れて以来であった。クラブの生徒たちの勧誘が凄かった。入学式では,「入学許可」などという「上から目線」の次第があり,担任の先生が生徒一人ひとりの名を読み上げた。先生が名簿と生徒との間で視線を往来させるのを見るにつけ,私は抜かされる子がいるんじゃないかと,ヒヤヒヤしながら見ていた。あとで娘から聞いたところ,やっぱり飛ばされたヤツがいたらしい。「呼名された者の入学を許可する」なんて言ってたの,この場合どうなんのかな?

退屈な時間。おまけに寒かった。しかし,合唱部の演奏が,お世辞なんぞではなく,マジ,本当にハイレベルで驚嘆した。式場の体育館に,雨なのに『ハレルヤ』の四部合唱が高らかに響き渡って,祝祭的気分を盛り上げてくれた。

夕方,お祝いに焼肉を食べに行った(いつも焼肉なんである)。息子だけはテニス・クラブの友人たちと徒党を組んで,夜遅くまで遊んで帰って来た。