娘が理科で天体について習っているところだという。プラネタリウム観たいなー。というわけで,FreeBSD で動作するプラネタリウム・ソフト stellarium をインストールした。これは FreeBSD に限らず,Mac OS,Windows 版もあるようだ。
FreeBSD の場合は,例によって ports を使い,cd /usr/ports/astro/stellarium && make install clean 一発でインストールできる。ただしインストール直後に日本語ロケールで起動すると,星座などの日本語名称がトーフで出てしまうので,少し調整が必要である。日本語 IPA Gothic TrueType フォントを使う例は以下のとおりである。
- IPA Gothic TrueType フォントのシンボリックリンクを stellarium data ディレクトリ下に ukai.ttf の名で作成する。この名前にしておくと修正ポイントが少ないらしい。
# cd /usr/local/share/stellarium/data # ln -sf /usr/local/share/fonts/TTF/ipag.ttf ./ukai.ttf
- $HOME/.stellarium の下にある config.ini ファイルを開いて,base_font_name の右辺を ukai.ttf に修正する。
これで,stellarium コマンドを投入すれば,日本語が文字化けせずに起動する。カーソルを左端に移動すると,設定メニュー等が表示されるので,観測開始時間,観測地点,背景,ビュー様式,等々を好みのスタイルに変更する。マウス・ドラッグで視点を動かして,星座や惑星の織りなす星空を楽しむことができる。時間の進行速度を高くすることで星座の動きを速めるなど,様々な見方が可能である。お目当ての惑星をマウスで選択し(選択された天体名が左上に表示される),/ を押すと,その星がズームアップされる。月や土星など,なかなかの味わいがある。\ で元の視点に戻る。Ctrl + s でスクリーンショット png 画像が得られる。その他機能のショートカットは,ヘルプから確認してほしい。
折角なので, gkrellm デスクトップアクセサリの月齢プラグイン gkrellmoon も追加した。今夜は新月から二日しか経ていないのでほとんど真っ暗。stellarium と gkrellmoon のスナップショットはこんな感じ。