イスラエル新政権発足・ワークシェアリング

イスラエル新政権発足のニュースを見た。イランの核開発に対して強硬な立場をとるネタニヤフが首相になった。最近,イスラエルはガザ攻撃で世界的に(米国除く)悪役のレッテルを貼られてしまっているけれど,次はイランとキナ臭い事態になるのか。こちらの情勢にも私は少しびびっています。

* * *

昨年9月の米国発の世界的な不況の影響で,私の会社も 2008 年度,創業以来の空前の赤字に陥った。というわけで,今年に入って,旅費やら残業やらさまざまな締め付け要請が現場に来ている。「お父さんがリストラされたらどうする?」ってな話も出ないわけではない。我が社は,雇用不安への対応として,ワークシェアリングを行うという。労働時間,給与を減らしてでも社員皆が仕事を続けられるほうが,リストラよりもよい。もちろんリストラの避けられない時勢ではあるけれども,私の会社に限らず,日本は助け合い・譲り合いの精神において欧米よりも格段に進んでいるのではないか。

日本はこれまで深刻な不況にあっても技術革新などでくぐり抜けて来た。今回も,そうは言っても,英国や米国の底知れぬ挫折に比べれば,まだまだ体力の落ち方は少ないのではないだろうか。

ホンダは 2008 年のシーズンをもって F1 から撤退を決めた。これも不況の直接的影響によるものである。バブル崩壊の 1992 年以来,再度の挫折である(トヨタもいつ F1 から撤退しても不思議でない。今年のトヨタ・マシンは,初優勝の期待できそうな気配がある。有終の美にならなければよいが)。でも,しばらく華やかな世界から身を潜めて技術革新に努め,そして再びステップアップした姿で世界を驚かしてくれるだろう。日本は逆境のなかで自己を磨いて飛躍のできる国だと信じたい。