今日三連休の二日目,妻と川崎駅周辺で買い物をした。私は久しぶりに CD を 2 セット (4 枚),本を 4 冊とまとめ買いした。
CD は高橋悠治,三善晃の現代もの。高橋悠治の CD (fontec FOCD9387/8) は『「糸の歯車」箏とオーケストラのための 』(1990),『「慈善病院の白い病室で私が」 ヴァージョン A & C』(1989),『「七つのバラがやぶにさく」独奏ヴァイオリンのために』(1979),他。数住岸子のヴァイオリンがいつもながらシャープで攻撃的でほれぼれしてしまった。三善晃の CD『三善晃の世界』(ビクター NCS 587/8) はこれまで LP で聴いていた録音が CD になったもの。ピアノ協奏曲 (1962),ヴァイオリン協奏曲 (1965),弦楽四重奏曲第二番 (1967),ヴァイオリン・ソナタ (1955),他。弦楽四重奏は日本人によるものとしては密度の高い,破局の予感に充ちた一品である。巌本真理弦楽四重奏団の研ぎすまされた集中力が光る演奏である。
買った本はすべて文庫本。ここのところハマっている阿刀田高の『新約聖書を知っていますか』,『ギリシア神話を知っていますか』,佐藤優のロシア論『自壊する帝国』,宮部みゆきの『火車』。読んで面白かったらまた改めて。
百貨店の最上階で安ステーキを食い,ビールを飲んだ。