重陽節・疲れました

午后,新規大口顧客システム案件の幹部会議があった。子分とともに作った資料で私がひとりで延々と説明。幹部にいろいろと鋭い,耳の痛い指摘を受けた。要するに検討不足のお叱りを受けたわけである。ひとことも発言しない観客 — スタッフ部門のことである — に苛立ちつつ私は,プロジェクトのブートストラップ時の侃々諤々の議論で疲れ果ててしまった。

自動販売機で缶コーヒーを買おうとしたら,十円玉が受け付けられない。よくみたらギザジュウであった。しょーもな。疲れた。

全国学力テストで大阪府が最低の成績だった結果を受けて,橋下徹知事が府の市町村が結果を公表しないのに業を煮やし「クソ教育委員会」などと暴言を吐いて話題になっている。橋本はん,そんな怒らんでもええやないか,アホな子ほどかわいい言うやないか。罵られた教育委員会はどうも事勿れ主義なのか,点数の公表が「序列化,過度の競争を招く恐れがある」との苦しまぎれの逃げを打っているらしい。でも情報を公開するのは大事なことだと思う。逆にきちんと情報公開しないと,全国学力テストの結果だけで大阪の子供は序列の最低位にあることだけが一人歩きしてしまうはずである。公開情報を見て,大阪の子はアホなんかいな,とこれこそアホな極めこみをするひともいれば,いやセンセがアカンのや,センセの給料悪いんとちゃうか,成績のええ地域ではなにが影響してるんやろか,という議論も起こるはずである。情報は勝手な想像ばかりでなく考えることをも引き起こすのではないだろうか。

今日は重陽節。今朝家を出たら,秋めいた抜けるような青空だった。