お休み・鰻を食す

今日は会社の創立記念日でお休み。昨日は,ある顧客でトラブルがあり,木曜日に説明に行かねばならない状況になった。夜,子分と説明資料を作成し,レビューを済ませた。水曜日は予定通りお休みしようということに。

妻も本日は仕事のない日なので,お午に川崎駅近くの老舗で二人で鰻を食った。暑い白昼の空きっ腹に堪えるほどサッポロ黒ラベルが旨かった。蒲焼もさらなり。子供たちにはこんな贅沢はさせられない。子供より親が大事。

あおい書店で北村薫・宮部みゆき編『名短篇,さらにあり』(筑摩書房) と永六輔『大往生』(岩波新書) を購入し,帰宅した。岩波文庫のクルト・ゲーデル『不完全性定理』を電車のなかで読んでいるのだが,まったくついてゆけない。その難解さは私の知力を遥かに越えている。岩波文庫から出る古典は硬くとも少しずつ噛み砕いて読み進めることができるはずだと思っていたけれど,甘かった。これはダイヤモンドのように硬い。ちょっと別の本に鞍替えしようというところなのだ。

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北京オリンピック・サッカー日本代表が決定した。U-23 世代はどうも盛り上がりに欠けるし,予選を観ていてもこんなレベルでオリンピックに行ってよいものかとしばしば不安にさせられたのだけれども,2010W 杯の中核を担うべき若者たちである。反町監督が「ハートで選んだ」という 18 人の顔ぶれはこんなものかなというところ。ハートだけじゃ勝てませんよ,と腐してもはじまらない。この最終メンバで中国人のヤジに負けず頑張ってほしい。

FW に — 平山相太ではなく — 李忠成が選出されたのがうれしい。在日朝鮮人として育ちオリンピックを機に日本国籍取得を決断した彼や,彼のご家族の心情を察するとこみ上げるものを感じる。