今日,iPhone G3 発売で大フィーバーだったようである。テレビのインタビューに応じていたある購入者は,今回苦労して手に入れた iPhone 以外に携帯電話を 3 台所有していた。そういうひとは彼だけではないらしい。iPhone などよりこっちのほうが私の関心を惹いた。会社の部下には会社で与えたものと個人所有とを使い分けている者もいるが,3 台も 4 台も「携帯」しているのを目にすると,よく嫌にならないものと感心する。便利なものは一つあるとありがたみを覚えるが,過剰にあるとそれに埋もれて身動きがとれなくなるのでは?
Yahoo! のニュースで北朝鮮・金剛山での北朝鮮兵による韓国人女性の射殺事件を読んだ。北朝鮮側の説明はいつものとおり釈然としない。産経の記事によれば「女性は観光区域から鉄条網を越えて,軍の警戒区域に1人で入った。北朝鮮の兵士が停止を求めたが,女性はこれに応じず逃走した。このため兵士は警告射撃をした。しかし,女性がさらに約1キロ,集落に向かって逃げたために銃撃した」とのこと。禁止区域で射殺されたのなら,どうして韓国側が遺体を収容できたのだろうか。北朝鮮側が遺体を返還してきただけか。
核問題解決への進展に伴い南北融和の雰囲気が高まりつつあるのではないかと思う。況んや,六ヶ国協議がはじまった直後で,この事件はずいぶんな冷水ではないか。北の軍部が勝手なことをしているようにも見える。北朝鮮はまるで秋波を送りつつツレなくする女のようである。長く飽きられないでいる知恵なのだろうか。それにしても,六ヶ国協議では北朝鮮は米国への熱い視線を徹底していて,韓国も日本と同様に北朝鮮からまともな扱いを受けていない。