連休明け

連休明け,会社でどたばたがはじまった。今年の黄金週間は連続して一週間のお休みだった。購入した書棚を組立てたり,書物を整理したり,サーバのメンテナンスをしたりで,レジャーらしいことはなにもなし。まあこれが私にとっては気楽でよい。子供たちは休日も毎日クラブ活動で出ずっぱり。「青春には休みは必要ない! ゆとりなんてクソくらえ! 勉強しろ! 運動しろ!」と煽り立てるばかりのこの父親 — 家でごろごろしているばかりだけど — を,恨めしげに眺める。

妻と映画『相棒』を観に行った。社会性とエンターテーメントと笑いとがほどよく融合した人気テレビドラマが映画になったので,こりゃ行かねばと公開早々に映画館に足を運んだのである。期待を裏切らない,『相棒』らしいストーリーでした。右京さん,かっこいいー。この映画,チェックメイトですよ!

ロシアの色彩学研究者レニナ・ミロノヴァさんからメールがきた。ちょっとプーシキン作品における色彩表現について質問をしたところ,懇切丁寧に返信してくださった。色彩そのものが詩や文学でモチーフになりうるのは 19 世紀末から 20 世紀になってからという指摘をいただいた。プーシキンは「聴く」タイプの詩人だとも。確かにエセーニンやトラークルとは違うタイプだと思う。きちんとお礼をしなくては。