東アジアサッカー選手権中国戦

昨日,というか 20 日の夜,家族で東アジアサッカー選手権日本対中国戦をテレビ観戦した。中国代表選手は,一対一ではほぼ日本を上回っているように思われたけど,日本代表以上に「ゴール前でどっちらけ」のていたらくであって,また日本人選手と違いプロ意識が足りないのか,審判の甘い判定に付け込んだのか,危ないプレーを連発して,またしてもガサツなサッカーを印象付けてしまったようである。日本選手なら,試合で相手選手の首を絞めたりすると世の中からどのような仕打を受けるかを理解しているはずだ。それがプロの所以ではないかと思う。

それにしてもオシムさんがいなくなって日本代表の試合は面白くない。私にとって観戦の楽しみの半分は,試合後のオシムさんの,何を言い出すか分からないコメントだったから。岡田監督,こんなガサツな試合は冗談でシメてくれよ,というところ。オシムさんなら「どうも我々は格闘技の試合に招かれてしまったようだ」くらいのことを言ったのではないか。選手のフェアプレーだけでなく,監督のジョークでもって,涼しい顔でガサツなチームを打ちのめしてほしかったなあ。怒って震えているようじゃだめですよ。

レベルの低い試合。日本は勝利したけれどちっとも溜飲が下がらない。やはりアジアトップは韓国か。というか,そのあとプレミアリーグの試合なんかを見るにつけ,日中韓はただのドングリの背比べなんだろうか。