お正月と悪徳新聞勧誘と歯痛

久しぶりに郷里に帰った。母親から,読売新聞の悪辣な勧誘で困っている話を聞いた。販売店員が勝手に契約書に書き込んでおいて,母の承諾を得たと主張し,新聞を投函し続けているという。これが事実だとすれば,立派な文書偽造罪ではないか? その契約書のサインには捺印がないばかりでなく,住所にもご丁寧に間違いがある。筆跡も「可」の口をくずすあたり,母親のものとは明らかに違っている。

案内の判らない老夫婦を狙った「振り込め詐欺」や,商品を売りつける悪徳商法が,最近後を絶たない。ましてや自分の両親がその被害に遇おうかという状況となると,私も怒り心頭に発して,夜中の11時を過ぎてはいたが,販売店に電話をかけた。さすがに一日の夜は新聞屋さんも元旦の配布を終わらせて休日モードに突入したらしく,電話には誰も出ない。

「弱いもの苛め」が現代日本人の特徴になってしまった感がある。元旦からこの世相を反映するような話にうんざりしている。4日になったら,販売店と読売新聞社とにクレームを入れて,配達をやめさせるつもりでいる。相手の対応によっては少し騒いでやろうと思う。

12月20日から30日までトラブルプロジェクトの対応で家に帰れず,風呂にも入れず,毎日二時間程度の仮眠でくたくたになってしまっていた。とにかく2日までは皆休もう,ということで31日の未明に一旦チームを解散したが,10日ぶりに帰宅して一息ついてビールを飲んでいたら,歯が痛くなってきた。疲れが溜った暁に気が緩むとこのザマである。朝6時に床についた。昼の3時に起きたら,頭痛はするし,やはり歯が痛い。シャワーを浴びて,妻と子供が先に出向いた郷里に出立した。自宅に帰り着いたいまもやはり歯が痛い。

今年はどんな年になるんだろうか。暗い暗い。

遅くなりましたが,友人の皆様,あけましておめでとうございます。そんなこんなでまだ年賀状も書いていない。