九月十八日,月曜日,敬老の日。玄鳥去ル白露末候。台風一過の晴れた空のもと,家内と川崎駅周辺に買い物。書斎のハブのポートが足りなくなったので,Gigabit 1000
火曜日の今日,仕事を定時で切り上げて,Billy The Kid に赴く。昨日の女性店員は俺を見かけると,すぐにわかったようで,満面の笑みとともに財布を渡してくれた。この笑顔には,客と店員の関係から逸脱した,なにかこう,懐かしさのようなものがあった。「どうもありがとうございます。助かりました」と礼を述べる。彼女はそういう俺をカウンターに案内してくれた。日本語に訛りがあり,どうも中国人か韓国人のようである。今日は 225g のハラミステーキを注文。
俺はこれまで財布,預金通帳・ハンコ入りカバン,ないし金の入ったポーチを 5 回置き忘れ,5 回とも返ってきた。大阪の天王寺で封筒に入った 4 万円を拾って警察に届けたことが一度あるが,拾ったのはこのたった 1 回しかない。悪運が強いといえばそれまでだが,やはり世の中の善意に救われたというのが正しい見方だろう。自分の不注意で招いた事態が世の中の善意で事なきを得たそのことで ー 結果的には何もなかったのと変わらないわけだが ー ちょっといいことに遭遇した気分になった。iPhone でいまの気分にピッタリの吉松隆を聴きながら,やはり歩いて帰った。