今朝十時ごろ目が醒めて,「いかん,寝坊した!」と慌てるもすぐ今日は土曜日だと気づいてほっとしたおかげで二度寝してしまい,午后過ぎまでいぎたなく寝てしまった。いきなり冷え込みがきつい時候となった。ダイニングでトーストとコーヒーを喰らい,朝日新聞朝刊に眼を通す。
高速逆走 最多 — 目立つ高齢者■進入時多発
老人に車を運転させてはならない。俺も親父にはもう運転するなと口酸っぱく言っている。飲酒運転と同列に議論されるべきであると思う。しかしだな。認知症老人の不注意のおかげで事故死するのは日本国民の死に方として,自殺,ガン病死と同じくらい珍しいことではなくなるような気がして,背筋が寒くなる。一句でけた。
核兵器禁止条約 交渉入り決議 ー「核の傘」重視 日本反対
「核保有国と非核保有国の亀裂を深める」・「米国の核抑止力に依存する安全保障政策と相いれない」との理由で,日本が反対に回ったとのこと。言っていることとやっていることとが合致することのまれなわが国の政府としては,ま,いつものことのように思われる。被爆者の強い憤りも納得できる。当然のごとく反対の米国も,オバマさん広島訪問など「どこ吹く風」ってなもんや。
それにしても,北朝鮮が核兵器禁止条約決議に「賛成」だなんて。朝鮮半島という地域はホント面白い。啜ったコーヒーを吹き出してしまう。国連というものがいかに舐められているかがわかる。国連で決議がなされたところで,各国で批准されなければ無意味である。常任理事国の拒否権の前には何も決められない。The United Nations — なんのことはない,「連合国」という意味である。つまりは戦勝国による世界統治機構。日本ももはや国連というところは究極において役に立たない機関だと考えているのではないかと。そんなところに血税から大金を拠出するのはいかがなものか。それこそ,その金をボケ老人対策(口さがない言い方で申し訳ないが,つまり,高齢者福祉)に使えなどと思ってしまう。戦前の国際連盟も国際連合と同じようにまったく無意味な機関だったことを改めて思い起こす。
同様に,事実関係を検証することなくろくでもない世界記憶遺産を登録し,国家間の反目を助長してしまう UNESCO みたいな国連機関からは,脱退してもかまわない。日本国政府は南京大虐殺世界記憶遺産登録の件に対する抗議の意味で UNESCO への分担金を保留しているとのことである。なんでそんな中途半端なことをするのか。脱退してしまえ。そして,その分担金をボケ老人対策(口さがない言い方で申し訳ないが,つまり,高齢者福祉)に使え。