中西進『美しい日本語の風景』

本日の一冊。中西進『美しい日本語の風景』(淡交社,2008年刊)。

著名な万葉研究者による,かぎろひ,うすらひ,等々の古典的ことばの物語り。風景写真もとても綺麗で,ビジュアル本としてもなかなかの出来である。

でもひとつバグを発見。「ありあけ」に付された写真は,有明月じゃなくていわゆる宵月になっていて,ちょっといただけない。写真ポジフイルムを裏返してしまって(左右逆にしてしまって)版面に焼き付けたのかも知れない。おそらく,編集者のミスだろう。

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カバー/「ありあけ」写真のバグ