FreeBSD Emacs-24.3 Glib error

FreeBSD の Emacs を 24.3 にバージョンアップして起動たら,以下のエラーが 5, 6 回出て X11 が固まってしまった。もう! すんなり行くということがない。

(emacs:xxxxx): Glib-WARNING **: In call to g_spawn_sync(), exit
status of a child process was requested but SIGCHLD action was
set to SIG_IGN and ECHILD was received by waitpid(), so exit 
status can't be returned. ...

うちは FreeBSD を遠隔操作するために,Xvnc(X-based Virtual Network Computing server)でもって X11 を使っている。かつて rgb.txt が見つけられないことに起因するエラーに遭遇して対処したが,今回はそうではなさそうだった。X11 が使えないので Mac OS から slogin でコンソールログイン接続してプロセスを確認すると,dbus(Desktop Bus: アプリケーション間連絡のために最近の UNIX 系 OS でよく採用されるようになった通信機構)が二つ起動していてクリンチしているように見受けられた。

よくわからない。Glib のエラーなので,Emacs ビルド・オプション(make config で設定する)からそれ関係のものを外してビルドした。GSETTINGS を除外したところ,うまく起動するようになった。まったく無駄な時間を使わせてくれる。

# cd /usr/ports/editor/emacs
# make config
# make reinstall clean
20140326-emacs-error.png
make config ビルド・オプション

まだ FreeBSD 8.2-RELEASE を使い続けており,パッケージの管理が苦痛で,そろそろバージョンアップを行って全部きれいにしようかと思っている。