プロ野球開幕

プロ野球が開幕した。予定通りのセ・パ同時開幕。昨年は震災のために大幅に遅れたことを思い出すにつけ,ものごとが予定通り開催されるということのありがたみも一入という感がある。

会社から帰宅して,巨人 VS ヤクルト戦を観た。ヤクルト石川投手の,あわや開幕戦ノーヒットノーランかという完璧なピッチングだけが見所だった。セではヤクルト,中日と,「予想通り」投手力に秀でたチームが勝利した。楽天がマークンで星を落としたのは残念でしたね(妻にとっては,「里田まいさげまんじゃないのお,マークソ」になってしまった)。わが阪神は話題の DeNA と面白い試合をしたようである。土壇場で引き分けたんだからまあよかったのではなかろうか。DeNA がナカハタ流「絶好調!」を発揮してくれると,今年のシーズンは全般的に面白くなりそうである。

でもな。やっぱり野球は観ていてダレる。サッカーなんかだとハーフが終了しないうちは煙草を吸いに席を外すことすら躊躇うくらいだけど,野球ではまずそんなことはない(私だけ?)。あ,ここはチャンスだから観てよ,ジャイアンツの攻撃のうちに煙草吸お,ウンコしよ,なんである。先日のジャイアンツ VS マリナーズの親善試合,イチロー観たさでテレビ観戦したんだが,試合そのものは,マリナーズというチームがなぜ弱いのかがよくわかっただけの,つまらないものだった。そのあと,世界卓球女子・日本 VS ポーランドの試合を観て,スポーツ観戦の緊張感というものはこうでなくちゃと思わさせられただけに,野球のダレダレ感が情けなくなってしまった。

私が野球を観ていると,野球解説者のありきたりの解説に呆れた妻が,「この解説者の言ってること,まるでオヤジがビール飲みながら枝豆食って話してる雰囲気」だと言った。枝豆解説しやがって。ま,それもいいじゃないか。この枝豆観戦が私たちパンピーの悦びなんである。横で,猫のありすがゴロニャン。猫の唯我独尊ぶりは気持ちよいくらいである。偉いのである。わが家のありすガワのミャー。