さてさて

柏レイソル VS セレッソ大阪の試合を NHK-BS1 で観戦。終盤レイソルは,水野選手(かつては日本代表として期待されたのに,いまやレギュラーですらないのは何でだ?)が右サイドに入って活性化し,同点に追付いてから圧倒的に試合を支配したのに,どうもフォワードがいまいちで決めきれず。柏フォワードの林・田中選手,途中出場なのにゴール前でボーっと突っ立っているばかりで,まったく動きが悪い。結局,1-1 ドローで J1 優勝争いは最終節に持ち越された。レイソル,ホームで勝っておかなけりゃ最終節での優勝はきついぞ。ま,今日のようにドミンゲスとワグネルがなんとかしてくれるさ。柏は,残念ながら,ここぞというときの外国人頼みなんである。優勝してくれよ!
 

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出版社に勤務する妻が,いま担当している編集作業で,新字体を旧字体に変えないといけないという。俳句・短歌の世界ではいまだに旧仮名遣いが主流だけど,旧字体にこだわる人は少なくなっているようである。

そこで「オレのツール使えよ」と misima の ID とパスワードを教えてやった。趣味で拵えたこのツールは,新字体・新仮名遣いテキストを旧字体・旧仮名遣いのそれに機械変換するもので,いまは基本的に自分のためだけのものであり,私は基本的に使わないので,要するにいまは誰も使っていない。妻の実務で役に立つなら,それこそ意味があったというべきである。

妻は俳句・短歌の本を担当している。原稿はたいてい手書きであって,電子データによる入稿なんてほとんどないようだ。だから私のツールを使うにも,著者からの電子データを期待できず,自分で入力して文字を確認するだけの用途になる。電子入稿の場合は,計算機で文言の統一や文章の校正ができるし,組版スピードもおそらくケタ違いにアップでき,出版経費を落とすことができる。私が LaTeX 本の出版をお手伝いしたとき,訂正稿 LaTeX ファイルをメール送付したら,すぐさま出版社から,イメージセッタに掛けられるトンボ付版下 PDF が確認用に送付されて来て,それを見た妻はびっくりしていた。私なら電子入稿と紙入稿とで著者への支払いに大いなる差別をつけてやるんだけど,この出版社のように短歌・俳句の場合じゃそうもいかないようである。
 

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朱川湊人の小説を二冊読む。『わくらば追慕抄』(角川書店,2011 年)と『本日,サービスデー』(光文社,2011 年)。ほぼ一年ぶりの朱川読み。残念ながら,最初に読んだ『かたみ歌』,『わくらば日記』ほどのインパクトはなかった。でも,『本日,サービスデー』のコミカルで心温まる物語は,いつ読んでも退屈しない部類に入る。
 

わくらば追慕抄 (角川文庫)
朱川 湊人
角川書店(角川グループパブリッシング) (2011-09-23)
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明日 27 日は大阪府知事・大阪市長ダブル選挙,サッカー W 杯アジア予選ホーム・シリア戦がある。『Yahoo! みんなの政治』の大阪都構想への賛否に関するインターネット投票結果(11.26 17 時ころ)をみると,賛成が他を圧倒している。
 

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回答者の都道府県がわかっているのなら,大阪府の回答だけによる集計結果も提示すべきではなかろうか,という気がする。そういう集計上の不満は措くとして,この結果が選挙を占う根拠となるなら,橋下さんの維新の会の圧勝ということになる。もちろん,ネット住民には大いなる偏向があるので,選挙結果と見比べてみたいという思いの方が私には強いんだけど。

それにしても,この投票者の内訳は面白い。支持政党に関して,無党派層が半数以上であり,日本の政党のだらしなさが否応なく読みとれてしまう。日本の政党がいったい誰の利害や思想を代表しているのかまったくわからないのである。また,「正社員」という職業分けには笑ってしまう。「正社員」+「派遣・契約社員」がいわゆる一般の会社員・サラリーマンとすると 36% であり,「会社役員・経営者」+「自営業・自由業」の 34% とほぼ同じ。この数字は果たして日本の社会構造を反映しているのだろうか? 「10 代」の回答者が 0 なのに,「無職」+「その他」が 17% もいる。「自営業・自由業」なんてのも「自称」が多そうであって,そのじつ「無職」に近いのではと私なんかは思ってしまう(それくらい 18% という数値は大き過ぎるように思われるんである)。なんかいびつな回答者層という感じである。ここにも「ネット住民の大いなる偏向」が現われているように思われる。

さて,選挙結果やいかに。ま,都道府県中で幸福度も,子供の学力も最低の大阪。生活保護者数最多の大阪。なのに,「いまの大阪を壊していいのか」なんてホント暢気なことを言っている現職・平松さんが仮に当選するとなると,私なんかには「世も末」に思われる。一方,橋下さんは「独裁者」と言われ,彼のやり方はファシズムに掛けて「ハシズム」などと揶揄されている。地方自治の独裁なんてなんぼのもんじゃ。警察・軍事権力と結びつかない独裁なら大いに結構である。私は公務員に厳しい政治家が好きである。何でも民営化したがる政治家が好きである。