FIFA Women's World Cup Sweden - Japan

日本が強豪スウェーデンに勝利してファイナリストとなりました。サッカー・ワールド杯の決勝トーナメントは,一試合一試合がプロ野球一年分の重みを持っている(と,私なんかは勝手に思っている)。プレッシャーのかかる試合でミスから先制されながら逆転で勝利した精神力が頼もしかった。信じられない。決勝戦は,いままで勝ったことのない米国。この上もない舞台となった。

スピードもテクニックもフィジカルも経験もダントツに日本に勝る米国。ここは日本チームは若さと敏捷さで消耗戦に持ち込んで(米国チームの選手は年寄りが多い),あわよくばドイツ戦のような一瞬の隙をついたゴールで勝つ,あるいは PK 戦で精神力で勝利を拾う,そうあってくれればと願う。FIFA World Cup で日本のナショナルチームが杯を掲げる場面を見ることができるならば,阪神タイガースがこれから 30 年間最下位でもよい。うわぁ,ホント月曜未明が楽しみになって来ました。

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菅総理が「脱原発」を表明して話題を呼んでいる。フィージビリティなぞ全く考えず,どのような課題を見越し,どのような筋道を考え,どのような見通しのもとに発言しているのか,全く感じられないこの軽口。どうしようもない人だと思った。閣僚からも批判を浴びる始末である。でも,この発言はそれなりに評価してよいと思う。今回の福島の原発事故で,原発というものが停止させることすら難しいことが明確になり,誰も安全だとは信じられなくなったのだから。

原発をいまだに推進すべきと考えている人を私は信じられない。住んでいた場所にもう二度と戻れないかも知れない福島県民の身になってみると,いまや「推進」なんてとても是認できない。この後に及んでまだ安全だと主張するなら東京の新宿御苑あたりに原子力発電所を建設すればよいのだ。もちろん電力供給能力確保のためにはいま現時点ですぐ全廃するなんて非現実的ではあるけれども,方向性としては菅総理の言うように「脱原発」(「廃」ではなく,エネルギーの技術革新を進めながら少しずつ行う「脱」)でよいと思う。