岩波日本古典文学大系全 102 巻

古書で岩波日本古典文学大系本第一期・第二期の全 102 巻(総索引 2 巻含む)を手に入れた。1957--1967 年にかけて刊行されたいわゆる赤大系本である。全巻揃いで古書が出るのは珍しいと思う。送料込みでなんと 27,000 円。見つけた瞬間に購入してしまった。妻も『今昔物語集』を制覇したい(全編完全収録本は大系本くらいしか私は知らない)というので,半分ずつお金を工面した。学生時代からこのかた私も 20 冊近く大系本を読んで来たのだけど,全巻セットは貴重である。重複する本を古書で売りさばいて,お小遣いを補填しなくちゃいけない。

このシリーズの一冊・菅原道真『菅家文草 菅家後集』を探していたのだけれど,これは古書でも 4, 5 千円の高値が付いていて,これまで買うかどうか悩んでいた。それだけでなく,個別に欲しかった本 — あのシュールなエロ哄笑潭『きのふはけふの物語』(以前,そのネタをここに書いた)を収録した『江戸笑話集』等の世俗草子集,『文華秀麗集』等の漢詩文集,近世の思想家文集・芸術論集,中世の説話集などなど — をすべて含めて,この価格。お買い得感があった。

とはいえ,102 冊の函入り全集は狭い我が家のロフト書斎の書架にはとても収納し切れない。妻が読みたいという 20 冊は寝室のラックにぶちこんだ。あぶれたものは,さしあたり書斎の床に直に並べ置いて,どう整理しようか思案中。
 

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