今日,日立製フルハイヴィジョンテレビ Wooo XP500CS 37V が届いた。町内の日立チェーンストールで 11 月末,エコポイント減額直前ギリギリに駆け込みで購入したんである。チェーンストール限定のプレミアムモデルである。37 型の地デジ対応高画質テレビがやって来て,子供たちは大喜び。彼らの関心は高画質,同時間帯の 2 番組同時録画,番組表からの予約録画。私はというと DLNA でネットワーク越しに PC からこのテレビを見ること。放送大学の録画ができるようになったのが嬉しい。早速子供たちが録画予約を詰め込む延長で,私も亀山郁夫先生によるドストエフスキイの放送大学講義を予約した。
日立チェーンストールは要するに昔ながらのメーカー直結の特約店である。ヨドバシカメラなどの大型量販店が当たり前の今日,こうした古典的商流を貫くいわゆる電気屋さんはあんまり元気がないのではないかと思う。それでも,地元密着が命であって,電気工事・据付け・調整・アフターサービス・使い方説明など何から何まで面倒を見てくれるので,固定客がいる。私の実家も近所付合いで町内の Panasonic 特約店で家電品を購入するのが常になっている。息子である私がどんなに頼んでも,父は私の会社の製品を買おうとしない。商品以上に,ご近所の人間関係が決定的意味をもっているのである。この夏,父が入院してしまった関係で,母の判断でようやくわが社の冷蔵庫を買ってくれたのである。社販で調達したこの冷蔵庫に,母は大いに満足したようである。
今回,私も社販を利用することにして,はじめて近所のチェーンストールを訪れた。店の親父はもともと同じ会社の社員だったこともあり,コーヒーを入れてくれ,私は 1 時間も話し込んでしまった。隣の婆さんが 1 月に亡くなったこと,お向かいの W さんが買う買うと言いながら一向に地デジに切替えないこと,などなどご近所の話で盛り上がった。私が購入しようとしていたモデルの在庫を確認し,すぐ押さえてくれた。「いま(11 月)はテレビが飛ぶように出てどの店も大忙しですよ。工場も物流も悲鳴上げてます。量販店ならいま注文しても多分来年の 2 月くらいにならないとお家に届かないでしょうけど,このモデルは社販プレミアムなんで 12 月中にはなんとかお届けできると思いますよ,紅白は新しいテレビで見られます。お支払いはいつでもいいですよ」と,頼もしかった。おかげでボーナスが出てからという柔軟な支払いができた。
Wooo いいっすよ。小雪の Panasonic Viera も日立の液晶 IPS パネルを使っているそうである。特許の関係でカセット HDD は Wooo しか搭載できないらしい。篠原涼子のソニー Bravia は韓国のサムスン製のパネルで,日立に比べると質が落ちるんである。吉永小百合のシャープは 4 色パネルが売り物だが,経年劣化でそのうち画質が黄ばんで来るそうである。日立 Wooo のイメージキャラクターは誰だったっけ? 日立はやはり商売がヘタである。おかげでシェアはいまいち。でも品質はピカイチ。近くまったく新しい技術で 3D を出すらしい。