今日は年末恒例,我が家の大掃除。リビングまわりはテレビが来た時にやったので,今日の私の担当は妻の使っているパソコン周辺。家族はパソコンやオーディオ関係はヘタして壊すとパパが怒るというので,まったく掃除をしない。私は私で暢気な性格なので,パソコンまわりはひどい状態になる。
先日,妻の Windows PC,プリンタが壊れてしまい,その始末もかねて整理・清掃をした。PC ラックの後ろ側はケーブルが錯綜して,うんざりさせられる。このサイトを設置しているサーバなど,すべて電源を落として,ほこりを払い雑巾できれいにした。EIZO 製の 2 台のモニタなど,古色蒼然とした機械には,ほこりがたまりまくって,清掃中くしゃみが止らなかった。
壊れたプリンタは,妻が内職で必要な A3 カラー印刷ができ,FreeBSD Ghostscript ドライバが対応していた一品として選んだのだが,年賀状を印刷するくらいでお陀仏になってしまったものである。処分。
妻の使っていた PC は私が組み立てたもので,電源が入らなくなってしまっていた。そのため,Linux で遊ぶために捨て置いてあったいま一台の古い PC-AT マシン (JCS 製 Vintage Pentium 1GHz) を,今は使っている。こいつもディスク容量が不足気味になっているので,HDD くらいは再利用できるだろうと思い,分解して内臓を取り出すことにした。Matrox Millenium G200 Video, Adaptec 2940 SCSI, Gigabyte ATX Mother board, Quantum HDD, Hitachi HDD など,アキバのショップで仕入れた懐かしいバルク品が出て来た。かつては FreeBSD を動かすためにパーツを綿密に選んで自前で組み立てるのが常だったが,もうそんな気合いはとても出ない。PC を自分で組み立てるなんておそらく二度としないだろう。
HDD だけは Vintage マシンに増設してみようと考えたけれども,Vintage 筐体を開くとすでに EIDE HDD が 2 台付いていた。昔の IDE って 3 台目の接続はアウトじゃなかったかなどと,不安になって来た。5 インチベイへの搭載も狭苦しくて入りそうもない。データシート(バルク HDD のジャンパー設定説明書)もどこにあるのかもわからない。256 MB 133 SIMM の流用も,メモリは相性が極めてデリケートなので,危険すぎる。やめ。AMD Athlon 1GHz プロセッサともども,こいつらも全部処分。
というわけで取り出した贓物を,クリスマスプレゼントにもらったマトリョーシカ,リラックマとともに記念撮影。