ここのところ,ptexlive, upTeX, e-pTeX の追っかけをやっている。upTeX-0.30 が出て,e-pTeX の upTeX-0.29 用パッチを手動で適用した。ptexlive-20100322 に e-pTeX が追従したというニュースも入って来た。upTeX の作者 ttk さんも,ptetex3 から ptexlive にベースを移行するとの意思表明をなさった。ついでに ptexlive の Babel 対応もお願いします。私の期待は膨らむばかりである。
愛用の FreeBSD マシン IBM ThinkPad X40 がいかれてしまった。キーボードの down(下矢印),delete キーの効きが悪く,Emacs や Eterm では C-n や C-d,あるいは Backspace で凌いでいたのだが,昨日 Space や Enter キーまでが反応しなくなってしまった。スピーカや AC アダプタもどうも調子悪い。中古で仕入れてから 3 年間コキ使ったので,寿命を迎えたとしてもおかしくない。キーボードを脱着・清掃してみてダメなら,かろうじて動く間にバックアップをとって引退させることにした。
というわけで,MacBook Pro 13 inch US Keyboard モデルを発注してしまった。これでやっと LaTeX でヒラギノ ProN (Adobe-Japan1_6,JIS2004 対応 OTF) が利用できることになる。私にとって Mac OS X のありがたみはそこに「しか」ない。なにしろ Mac OS X は,バグが多いし,UNIX としてはトロいし,型落ち OS への対応が冷たいし(Mac が大学関係 — UNIX 幻想に囚われた大学 — にしか採用されない理由はここにあると思う),などでちょっとやり切れない。Leopard はさてどうだろうか。FreeBSD とはサーバだけの付き合いになってしまうのが少し悲しい。