Utf82TeX 問題訂正

昨日,セダコヴァの著書の引用で教会スラヴ語を組版するのに Utf82TeX を使用したところ,バグを見つけた。

アーカイブそのものを修正すべきなんだろうけど,面倒なので本体訂正版だけ utf82tex-090613.zip としてサイトに置いた。ユーザの方は古い版をこれに差換えていただきたい。もちろん OldSlav 教会スラヴ語を使用しない場合はその必要はない。misima の TeX 変換の同様処理についても訂正済みである。

upLaTeX を使うようになったいま,たいていの欧文を UTF-8 で直接 TeX 原稿に記述できるので,Utf82TeX をほとんど使わない。教会スラヴ語,ギリシア語を用いるときくらいである(タイ語についても,upLaTeX ではまだ直接入力はダメで,Utf82TeX があると便利だと思う)。ほとんど存在意義を喪失しており,もうメンテナンスの必要性をまったく感じなくなってしまった。