稲垣さんがサイト『日本語LaTeXによる多言語処理』で世界の危機言語 TeX 出力例を精力的に公開なさっている。いままさに進行中の試みのようで,数日おきに更新されている。その一覧を見ると圧倒される。言語学者である友人が研究しているユカギール語についても,コリマ・ユカギール,ツンドラ・ユカギールともにサンプル・テキストが掲げられていて,もう片っ端から挑戦しているという意気込みが伺える。
危機言語そのものに関心をもつひと,LaTeX の多言語組版の可能性について触れてみたいひとには必見のサイトである。