久しぶりに Windows XP を起動して,misima SOAP Web Service 2.5 の Word マクロを使ってみると,なんと name space に関する XML パーサーエラーが出て変換できない。java クライアントを使う Meadow 用の SOAP elisp からだとうまくゆく。なんか環境をへんに変更してしまったか。
クライアントの種別により通ったり通らなかったりするのでサーバ側ではないと踏んで,Microsoft Office XP Web Services Tool kit (WSTK) の環境が壊れてしまったのかと考えた。 これを再インストールしてみたがやはりだめ。Visual Basic Editor から Web Service Tool で misimaSoapConnector (misima SOAP サーバ) の WSDL を取得してみるとこれができない。ところが,私のサイトにある別の SOAP サービスなら WSDL が取得できる。もしかしてと思い,サーバ側で再デプロイし,tomcat を再起動してみたら WSDL 取得,misima 変換ともども正常になった。
misimaSoapConnector を 2.5 にアップしたのが影響していたらしい。Office XP Web Services Tool kit はサーバとのインタフェースに変更がなくても再デプロイで SOAP サーバを見つけられなくなるようである。Axis 管理画面で公開済みのサービス一覧にも出力されるし,ブラウザで WSDL が取れるのに,WSTK では特別なネゴシエーションが必要のようだ。原因はよくわからない。
いずれにせよ,変えたらコンポーネントの疎通テストをきちんとせよということ。Web 版では繋がらないとメールなどで知らせてくれる方がいらっしゃるが,SOAP 関連は使われないからか,利用者から問い合わせを受けたことがない。私自身は最近,SOAP 版のメンテナンスに夢中になってしまっているのだけど。どうも利用者の方のニーズと私の思いとにすれ違いがあるのはどうしてか。