テニス部バーベキュー大会

高校一年生の息子の所属するテニス部主催で,バーベキュー大会があった。多摩川河川敷,中原街道橋下で 11:00 から。東急東横線多摩川駅で下車し,妻とお惣菜を手にてくてく歩いて,現地に向かった。河川敷では早稲田のアメフト部が練習をしていた。橋桁には一面に芸術的落書きが施されていて,若者の活気が溢れていた。テニス部顧問の先生三人,二十人の子供たちと父兄七人。夫婦で参加した我家は珍しかった。

私ははじめは,もっぱら,肉や野菜を焼いて子供たちに喰わせる役回りであった。高校生ともなると私より図体がでかいヤツばかりである。スポーツウェアを「腰パン」(分るひとには分る) で履く,坊主頭の可愛い小僧たち。「おい,先生,先輩に肉をよそってさしあげろ!」と私の言う前に,息子は焼き上がった肉をトレイに載せてせかせかと先輩に配って歩いていた。上下関係がフランス三色旗のように claire で,それが運動部のよいところである。実力以外のところで序列があって,それに従う伝統はまだここにはあるわけである。

父兄のある方はアウトドアのエキスパートであるらしく,バーベキューコンロやガスコンロの扱いに手慣れているだけでなく,水餃子,自家製アンコのお汁粉,赤飯を作ってくれた。胸を焼く水餃子のスープが極上であった。韓国人のお母さんのお手製キムチも評判であった。

立ちっぱなしで疲れたー!

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