なんとか取れた夏休み。久しぶりに妻の郷里におじゃました。
午 13:00 ごろ北上に到着し,義父母と義兄の待つ中華レストランへ直行。義兄のおごりで中華をいただく。多忙な義兄は一日実家で過ごしただけでこのあと早々と東京に戻って行った。義兄は何冊も著書のある有名な精神科医である。
徒然のうちに義父の書斎を覗く。地元の歴史書,文学書が並ぶ。スクラップブックをめくっていたら,地元新聞に寄せた義父の連載エッセイの切り抜きを見つけた。岩手の古えの逸話や人物像。文筆家としての活躍ぶりに驚いた。
昼間の猛暑も夕方になるとすうっと引いて,草いきれにも涼感が漂う。娘のピアノの練習を聞きながら,縁側に腰掛けて夕涼み。音が半音違うぞとかなんとか腐しながら,煙草を吹かす。一句でけた。
宵の気やバッハにあはせ蚊を叩き