夜七時過ぎ,雷鳴が轟くなか,妻と参議院選挙の投票に行ってきた。耳鼻科の受付のおばちゃんが今日も投票用紙の交換をしていた。
今にはじまったわけでもない年金問題や公務員天下り規制など,愚にもつかない問題が国政選挙の争点になっている。年金をきちんと管理するのは当たり前ではないか。なんで公務員が天下りするのがそんなに悪なのか。公務員だってキャリアにものを言わせて再就職する権利があるんだから,さっぱり解りません。
X 党と Y 候補に迷わず投票した。まさか,「改革実行力」云々が空々しい政党でも,「生活が第一」とか言って実はなんの具体策も持ち合わせない政党でも,あるはずがない。投票後「共和党」と書いてやればよかったろうかとふと思った。今このご時世,米国に政治の舵取りをしてもらっているようなものではないか。
投票場にホワイトボードが設置されていて, 六時何分か時点での選挙区の投票率が大書されていた。41.77%。前回 (衆議院・統一地方選?) では,同じ時間でたった 25% くらいだったと記憶する。今回は「少しはお国に物申す」という気概があるわけか。