Proza.ru,Ф. И. Тютчев 詩集とロシアの LaTeX 本

Дмитрий Смирнов の勧めでロシアの文芸サイト Proza.ru に論文の要約を登録した。文章を公開すると,興味をもった読者が批評を付けてくれたりする。その文章を誰が読んでくれたかの履歴も参照できる。アップしたら,次の日にはもう Смирнов が激励のコメントを付けてくれて嬉しかった。興味のある方は Proza.ru の私の頁をご覧ください。

Озон より書籍二点が届く。ひとつは二巻本のチュッチェフの詩集。Ф. И. Тютчев, Лирика, М. "Наука", 1966. К. В. Пигарев 校訂になる文学遺産シリーズ版である。

もう一点は С. М. Львовский によるロシアの LaTeX 解説本。С. М. Львовский, Набор и верстка в системе LaTeX, 4-е изд., М.: МЦНМО, 2006. ロシアの LaTeX 事情を一部でも知りたくて注文した。第 4 版ということで,これはかなり定評ある書籍のようである。

当然,本書は LaTeX で組版されている。LaTeX 本としては珍しく,ハードカバー装丁である。非常に興味深いのは,本書の組版が 7 ビットキリルエンコーディング (KOI7) フォントである cmcyr を使用している点である。こういう情報自体が本書を買い求めた目的のひとつである。Львовский はどのようにして原稿を準備したのか知りたいものである。本書で紹介されているロシア語フォントの種類に目新しいものはなかったが,各フォントの特徴,来歴,権利問題についてきちんと書いてあり参考になった。

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