愛用のノート PC,IBM ThinkPad X20 のディスクがまたクラッシュした。2001 年の検査印の付く年期の入ったシロモノである。クラスタが破損すると,「ファイルシステムがクリーンでない」というメッセージを出力して FreeBSD は当該ファイルシステムをマウントしてくれない。しようがなく -f オプション付きで強制マウントし,壊れたクラスタに格納されていたファイル名を確認した。幸い大事なファイルは無事だった。シングルユーザ・モードの状態で ifconfig をかけて,ホームディレクトリなどの自分で作成したファイル群を ssh によって Mac OS X にネットワークコピーした。
これで二度目なのでいい加減ディスクを調達することにした。インターネット販売で 60GB の安い HDD を購入した。昨日届けられたのだけど,仕事の帰りが夜中の2時を回ってしまったので放って置いた。今日帰宅して少なくとも初期不良がないかだけでも確認しておこうと,FreeBSD 6.2-RELEASE をインストール。アプリケーション・パッケージをしこしこネットワーク経由で追加している最中である。このまま放置して終わってくれるとよいのだが,そうもいかないだろう。コンピュータのセットアップ作業は面倒極まりない。
もうひとつ無駄遣いをしてしまった。Mac 用にスピーカ harman/kardon SoundSticks II も衝動買いしてしまったのだ。透明な筐体,マルチスピーカ,妖しく仄かに光る青紫のライトがなかなかよい。肝心の音も,引き締まって線の細い高域としたたかな低音とは,これまでの PC 用のスピーカと一線を画す,といってもよい。クラシックがきちんと鳴らせる PC 用スピーカはちょっとお目にかかれないんじゃないだろうか。いまごきげんになっている。電源のオン/オフをコンセントの抜き差しで行わなければならないのがいまひとつ理解できない製品仕様ではあるけれども。