OldSlav-0.1f をリリースした直後,I 氏から SJIS の pTeX フォーマットで処理するとエラーになるとのご指摘があった。うっ,恥ずかしい!
慌てて Windows を起動して,OldSlav をインストールして確認した。再現。原因はキリルコードの命令にあることはすぐに判り,とりあえず,ocscommon.def 該当部分をコメントしてファイルリリースした。本対策も先ほど完了し,暫定版では捨てた SlavTeX オリジナル記法を,SJIS でも通るように再度実装したパッケージをリリースした。
教訓その1:少なくとも EUC だけでなく SJIS でも試験しておく。
暫定版をリリースした直後,TeX Q and A で K 氏から「SJIS の確認ならわざわざ Windows を起動しなくても platex-sjis でやればよい」とのご指摘があった。うっ,またまた恥ずかしい!
教訓その2:SJIS=Windows にあらず。
とはいえ,Windows と UNIX 系 OS では TeX も微妙に違うわけだし,Windows でも確認しておくのにこしたことはない。仕事のシステム開発では必ず実施すべき標準テストには環境毎の試験項目があり,これを確実に遂行するよう部下やプロジェクトメンバにいつも口を酸っぱくして徹底させているが,プライベートの日曜大工だといつも手を抜いてしまう。これこそ本当に恥ずかしい。