元宮内庁長官によるメモ

今日,といっても二十日の朝日・夕刊に,昭和天皇のおことばをひかえた元宮内庁長官によるメモについて,報道されていた。メモには靖国神社に参拝しなくなった理由が述べられていた。「A級が合祀され(...) 松平は平和に強い考があったと思うのに 親の心子知らずと思っている だから私 あれ以来参拝していない それが私の心だ」というフレーズが,「意思」というものを感じさせる。「親の心子知らず」なんて強い責めことばを皇室も使うんだと思った。皇室が今上天皇を含め 75 年以降靖国参拝を行っていないということの真意がはじめて明らかになったように思う。政治家よりもずっと敏感であられたのだと感銘を受けた。