今日,Mac OS X のテキストエディタである Jedit X のユーザ登録をした。OS 付属のテキストエディットというのは使い勝手がよろしくない。また Emacs は使い慣れた文房具ではあるが,X11 で動作するので,Safari やその他の Mac OS X ネイティブプログラムとのコピー・ペーストが思うようにできない。で,Mac OS ソフト連携用に適当な高機能エディタを入手することにしたわけだ。
Jedit X は,設定なしで,UTF-8 多国語テキストのラテン系言語,キリル系言語,古典ギリシア語,タイ語,ヴェトナム語,中国語,韓国語をひととおり表示できる。Mac の多国語インプットメソッドでロシア語入力もまったく困らない。こういうのが 10 年前にあったらどんなによかったことか。そのころは UNIX 上で Emacs (Mule) くらいしか多言語編集ができず,その後の私の計算機利用を決定づけて,いまに至っている。
やっぱり Emacs が手放せない。周辺ツールやら,慣れやらといった過去のしがらみのため。最近は,興味本位で計算機関係のことがらを習うとか,環境を揃えるとかに,言い知れぬ苦痛を覚えるようになってしまった。ハードウェアに関する話はまったく興味を失ってしまった。(もちろん個人的に使うパーソナルコンピュータのことであって,仕事で扱う計算機は別)
ひとつですべての仕事がまかなえる,というのはなかなか望めないらしい。