SATA-HDD を FreeBSD 8.2-RELEASE に追加してみた。disklabel コマンドが最近の FreeBSD では bsdlabel コマンドに変更されているなどのおかげで手間取ったが,何とか増設できた。備忘録を残しておく。ただし,以下はコマンドラインからのオペレーションによって増設 HDD をまるごと一ファイルシステムとして追加する方法である。FreeBSD 初期インストール時は,sysinstall (FreeBSD の標準インストーラ) で HDD を初期化するほうがよいと思う。
増設 HDD がどのデバイスで認識されているか /var/
ad6: 476940MB <SAMSUNG HD501LJ CR100-10> at ata3-master UDMA100 SATA
スーパユーザで,このデバイスを初期化し(dd),標準的ディスクラベルを書き込み(bsdlabel -w),ファイルシステムを生成し(newfs),最後にマウントする(mount)。マウンティングポイントは /disk としておく。
# dd if=/dev/zero of=/dev/ad6 bs=1k count=1 # bsdlabel -w ad6 # newfs /dev/ad6a # mkdir -p /disk # mount /dev/ad6a /disk
newfs コマンドで指定している ad6a は /dev/ad6a% が存在していたので,これを使った。
マウントがうまく行けば,/etc/
# Device Mountpoint FStype Options Dump Pass# /dev/ad6a /disk ufs rw 2 2
NFS で他の PC からも参照するのであれば /etc/
/disk -alldirs -network 192.168.1.0 -mask 255.255.255.0
指定内容は割愛。man exports で確認してください。