アジア杯3位決定戦日本対韓国が先ほど終わった。韓国が PK 戦で勝利した。
韓国の気迫が凄まじかった。韓国の精神的勝利という感じ。こういう勝ち方もあるわけである。延長後半戦から日本は破れるべくして破れるような予感がした。どんなに中盤でうまく立ち回ってもゴール前でどっちらけだと勝てないということ。これが日本代表の現実だと思った。
よく考えてみると,サウジアラビア,イラク,韓国,日本の4強。順当ではないか。サッカーの面白さは現実を見せつけられることと悟る。「試合にも人生にも負けることがある」との試合後のオシム監督の言葉。
日本サッカー協会のホームページを見ると,2050 年までにワールド杯優勝を目標に掲げているそうである。そんな先の目標に対して誰が約束をグリップできるのかと笑ってしまうが,遠い道のりであることは確かなのである。オシムの言うとおり「負けることもある」と思って応援しないと,気持ちまで遥か遠くの到着点にうんざりしてしまう。そうは言ってもよいサッカーを日本代表は見せてくれた。
ドーハの悲劇,ジョホールバルの歓喜,マイアミの奇跡,カイザースラウテルンの悪夢。今回はなんだろう。ハノイの残念。次はオリンピック予選が楽しみである。J では柏レイソルにも頑張って欲しいのだけど。