『オネーギン』論文改訂

金曜日,会社から帰宅して,『オネーギン』論文を改訂した。最近いろいろ試みていた統計検定結果を踏まえて,作品における色彩的要素の分布についての記述を書き換えた。Kruskal-Wallis の検定と Holm 方法による多重比較の結果で,前回はあいまいなままにしていた色彩群間の差の有意性を明確化したつもりである。プログラムを新規に追加したり,朝方までかかってしまった。

作品から色彩語を抽出し,語の位置情報を計算し,KWIC 形式のコンコーダンスを出力するプログラムを昨年書いた。その出力を LaTeX のテーブル形式に変換するプログラムを新たに作成して,LaTeX 原稿に挿入したりして,色彩分析のセクションは大幅な変更となった。これはそれ自体で独立した論文にしたほうがよかったかも知れない。

知人に送付して意見を聴きたいのだけど。