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マルチリンガル・テキストエディタ Mule
Mule (``ミュール''と読みます) はテキストエディタよばれる
ソフトウェアに分類されるのでしょうが、
テキストデータを扱う目的が多様なように、Mule は編集ソフトウェアの域を
こえて、あらゆるコンピュータワークを行う環境そのものといえるほど
利用価値の高いソフトウェアです。
GNU Emacs (``グニュー・イーマックス'')
というアメリカで生まれたエディタを発展させて、
通産省電総研の研究者が開発したフリーソフトウェアです。
ここでの記述は Ver.2.3 SUETSUMUHANA (末摘花)
というバージョンに基づいています。
最近 Windows にも移植されました。
おもな特長は次のとおりです。
- 正規表現による検索・置換など強力な編集機能をもっています。
- ISO 2022 に準拠した多言語編集機能があります。
- ニュース、メールなどインターネットコミュニケーションツールがその
なかで動作します。
- スペルチェッカなどの文書作成支援機能がサポートされています。
- LATEX や HTML、C 言語プログラムを編集するための強力なヘルパー
モード／デバッガ連携機能が提供されています。
- Emacs-lisp とよばれるプログラム言語インタプリタを内蔵しており、
ネットワーク通信を含む応用機能の追加ができます。
上記機能の多くは Emacs-lisp で実現しています。
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