これに対し、キリル文字の他 ISO 8859-1 などヨーロッパ言語用のキャラクタコードは 8 bit 目を利用します。 計算機に文字を入力したりディスプレイ上に表示したりするためには、 端末が 8 bit 目を通す設定になっている必要があります。
しかし、端末が上記設定になっていても、そこから実行するプログラムが 7 bit ASCII しか認識しない作りになっていると 8 bit ロシア文字コードは通用しませんので注意してください。 ``POSIX 準拠'' とうたっているプログラムならば OK でしょう。
# mount /cdrom # pkg_add -v /cdrom/packages/japanese/ja-tcsh-6.08.02.tgz
% stty -e speed 38400 baud; 50 rows; 80 columns; lflags: icanon isig iexten echo echoe -echok echoke -echonl echoctl -echoprt -altwerase -noflsh -tostop -flusho pendin -nokerninfo -extproc iflags: -istrip icrnl -inlcr -igncr ixon -ixoff -ixany imaxbel -ignbrk brkint -inpck ignpar -parmrk oflags: opost onlcr -oxtabs cflags: cread cs8 -parenb -parodd -hupcl -clocal -cstopb -crtscts -dsrflow -dtrflow -mdmbuf discard dsusp eof eol eol2 erase intr kill lnext ^O ^Y ^D <undef> <undef> ^H ^C ^U ^V min quit reprint start status stop susp time werase 1 ^\ ^R ^Q ^T ^S ^Z 0 ^W %
``cs8 -parenb -istrip'' が出力されましたか? そうでなければ、 現在の端末設定が 8 bit 目を通さないようになっている可能性がありますので 次項を実行してください。
stty cs8 -istrip -parenb