Gimp でのロシア語入力

Gimp ではロシア語テキストを指定したフォント 及びサイズで画像に挿入できるだけではなく、多様なロゴを作成することも可能です。

• Xruskb の起動
      Gimp ロシア語入力でも Xruskb (1.4) インプットメソッドを利用しますので、事前に起動しておきます。
   
  

  ---

  % xrus yawerty-koi8.xmm &
  

  ---

   
  

• テキスト入力方法

  1.

  ツールウィンドウからテキストツールを選択します。

  2.

  テキストを挿入したいカンバス部分にカーソルを位置づけ、 左クリックします。 するとテキスト入力ウィンドウがオープンします。 フォント名の一覧のなかに、インストールした Type1 及び TrueType キリルフォントが存在するはずです。 (図 7.1)
  

  
  

    

  図 7.1: テキスト入力

  
  

  3.

  利用したいロシア語フォントを選択します。 また文字のサイズを指定します。

  4.

  Xruskb のインジケータを ``RUS'' に切り替えて、 ロシア語テキストを入力します。

  5.

  OK でカンバスに挿入されます。

• ロゴの作成方法

  1.

  「Xtns → Script-fu → Logo」 から、お好きなロゴを選択します。 するとロゴ入力のウィンドウがオープンします。

  2.

  ロゴ入力ウィンドウは、 ロゴの種類により設定パラメータが異なりますが、 テキストのフォントと文字列の設定は同じです。 フォントの選択ボタンをクリックすると テキストツールと同じウィンドウがオープンするので、 同様に指示します。

  3.

  ロシア語の入力は文字化けするので注意が必要です。 これは端末 locale 設定を ISO 8859-1 としているところに起因すると考えられますが、 ロゴそのものはロシア文字で正しく描画されます。

  4.

  ロゴ入力のウィンドウで OK をクリックすると、 しばらくレンダリング処理を行ったのち指定文字でロゴが描画されます。 (図 7.2)

  
  

    

  図 7.2: ロゴ