next up previous
Next: 文書処理 (LATEX) Up: スペルチェッカ Ispell Previous: スペルチェッカ Ispell

ロシア語辞書の構築と利用

1.
ロシア語辞書の入手
ftp://mch5.chem.msu.su/pub/russian/ispell/rus-ispell.tar.gzから 入手できます。 Ispell 3.x 自体は FreeBSD の CD-ROM から pkg_add コマンドでインストールしてください。

2.
パッケージの展開と辞書作成
入手したロシア語辞書パッケージを展開し ISO 8859-5 コードで辞書を作成する ことにします。
 

# tar zxvf rus-ispell.tar.gz
(パッケージの展開)
# cd rusIspell
# mule Makefile &
(`LIB=/usr/local/lib')に書き換えて保存
# make GOST
(KOI8 で作成したい場合は `make KOI8' とする)
# make install
# sync; rehash

 

3.
実行
    通常の端末 (kterm) ではロシア語が化けてしまいますので、 ISO 8859-5 ロシア語端末環境の rusterm で実行します。

        % ispell -d russian ロシア語テキストファイル &

    -- と実行すると図 3.1 のような画面でスペルチェックができるようになるはずです。 ロシア語テキストファイルは Compound Text (エスケープシーケンス付き)でも OK のようです。
    Ispell そのものの使い方はマニュアルを参照してください。 Mule から実行する方法はこれから研究します。


  
図 3.1: ロシア語スペルチェッカ Ispell
\includegraphics[width=1.2\linewidth]{rusispell.eps}



| ホームに戻る | もくじに戻る |